1.恋は、いつだって自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わる。これが世間でいうロマンスというものである。ーーオスカー・ワイルド
2. 目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か。アダムとイブは本当に愛し合っていたのか。芸能界きってのおしどり夫婦は本当にビジネスではないのか。運命の赤い糸はあるのか。真実は愛だけが知っている。コンフィデンスマンの世界へようこそ。
3. 人を愛する気持ちっていうのは、この世で一番尊いものだ。それを利用して騙すなんてやるべきじゃない。
4. 「ランがジェシーに落とされるとは限らない。恋を夢見る少女だったのも子供の頃の話だ。いい大人が運命の恋もないだろう。」「ジェシーは紛れもなく超一流よ。人の心を読み、手玉に取る天才。たとえランでも心をつかまれたら終わり、ジェシーからは逃げれられない。それに年齢なんか関係ないわ。誰でも心のどこかで信じてるなんじゃないかな、運命の恋。」
5. 欲望に付け込んで金を騙し取る、法もモラルも関係ない。そんな最低の人間が僕らだ。でも、最低な人間にも、やっちゃいけないことはある。愛をもてあそぶことだよ。
6. 「なぜお前は力を捨ててまで男を選んだ?」「ただ、すべてを捨ててもいいと思ったからです。」
7. 「人生は誰かを愛するためにあると私は思います。本当に愛してくれているのは誰なのか、ご自分の心に聞いてみるべきかと。」「お前は後悔しなかったのか?」「後悔しないのが本当の愛です。愛を恐れてはいけません。」
8. 恋はいつだって欺くか欺かれるかのゲーム。心地よい愛の言葉なんて全部ウソ、それでも人は愛を求める。永遠に解けない謎、ゴールのない迷路、目に見えない真実。それこそがロマンス、なのかも。ーーダー子